本文へ移動
「辻寅建設」の由来


「辻寅建設(つじとらけんせつ)」ってあまり聞きなれない変わった名前ですよね?

ぜひ、辻寅建設のことを知っていただきたいので、由来と歴史について少しお話させていただきます。
創業100年企業
辻寅建設の歴史について
大工の寅さんから会社組織へ

辻寅建設株式会社は、1923年の創業から2023年で100年となります。辻寅建設の由来についてはシンプルなのでご理解いただけたと思います。

「短気ながらも義理人情に厚く、人に対する面倒見の良い人」であった明治生まれの辻 寅治郎さんが必死の思いでつくられた辻寅建設は現在まで続く企業になっています。今日の辻寅建設は創業家より受け継ぎ、社員で盛り上げる会社になっております。それでは、創業時からの歴史と想いについて、少しお話したいと思います。

さかのぼること昭和12年。日本では関東大震災が起こり、その際には、復興工事に身一つで駆け付け、その後、「辻寅工務店」を創業することとなりました。以来 ’辻寅さん’ とか ’大工の寅さん’ の愛称で親しまれながら主として個人の木造住宅を中心に事業を拡張していきました。

皆の真の幸福のために 皆の実のある会社を
皆の正しく強い力で 立派に大きく育てよう

この社訓は、社員への思いが強くあり、「会社の財産は個人の力の結集」という言葉が記されています。会社組織にする際、当時株式会社が何社か設立されていましたが、ほとんどが設立後、株主配当も出来ぬままに10年以内に会社の姿を消し、株式会社への出資には非常に消極的なタイミングでありました。しかし、創業者の親族、友人、知己の人達などの力を借り、その節に協力いただいた百余名の株主の方々がおられ、なんとしても株式が紙切れに終わらないよう、今日までその思いは受け継がれ、100年という長い月日を重ねてきました。

こうした時代背景を辿っていくと苦しい時もたくさんありました。もちろん今も目まぐるしく変わる世の中に対応しながら必死にお客様に満足してもらえるモノづくりをさせていただいております。社員が幸せでないとお客様も幸せにできないという先代の思いを受け継ぎ、私たち社員もずっと元気で幸せに働いていき、お客様や地域の方、協力業者の皆さんにもその幸せの輪が広がっていくよう、これからの厳しい時代も生き抜いていける企業へと成長していきたいと強く思います。